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2017年、中国はウェアラブルの世界最大消費地へ

2017年、中国は世界最大のウェアラブル消費地になるかもしれません。2016年の売れ行きが継続すればの話ですが、これまでで中国におけるウェアラブルの販売台数は84%の伸びを見せていて、その売上金額は今年の4-7月で950万ドルに達しています。アナリスト企業 IDCは予測を明らかにしました。その発表内容によると、2016年のウェアラブル販売予測は1億100万だといいます。ここでいうウェアラブルとは、スマートウォッチやフィットネストラッカー、スマートクローズなどを含みます。また、IDCは第一四半期から第二四半期の市場成長率は、13.2%になるだろうとも予測しています。北米やヨーロッパにおける売り上げが現状のままなら、中国は来年にもウェアラブル市場の30%を手にする可能性があります。多くの中国国外の企業にとっては嬉しくない話だとは思われますが、これをチャンスと見る人も確かにいます。ちなみに、Fitbit, GarminやSamsungの中国内での販売は、Xiaomi, Lifesense,BBKといった地元企業と比べて振るわない状況です。中国という特殊な市場に合わせたローカライズが足りないとみられます。さて、2010年に設立された中国北京市に本社を置くXiaomiは『Miバンド』の出荷が280万台に達するなど、ここ2年間で目を見張るような結果を出しています。世界全体でみれば、Fitbitに次ぐ位置につけています。世界最大規模になりそうな中国のウェアラブル市場において、一歩抜け出す企業は現れるでしょうか。

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